2016年2月23日火曜日

TeamViewer によるアンドロイド端末のリモートコントロール

『パソコンからスマホを遠隔操作(リモートコントロール)したい』
という需要は、あまりないのでしょうか?


リモートコントロールやリモートデスクトップというと、スマホから自宅や職場のパソコンをコントロールするという需要は多いようですが、私は以前からパソコンからスマホをコントロールしたいと考えていました。海外掲示場等では、スマホのルートをとれば出来るなどの書き込みをみつけていましたが、基本アプリで対応できるものはないかとここ数年探してきました。

そして、個人利用であれば無料で使えるTeamViewerは、Ver.11からスマホのリモートコントロールが出来るとの情報があったので、早速テストしてみました。


  • パソコンには、最新のTeam Viewerをインストール
  • スマホ側には、最新のTeam Viewer QuickSupport と Team Viewer Host をインストール。
 



このテストでは、以下の2種類のリモートコントロールを試しました。

  1. 第一の方法として、スマホでTeamViewer QuickSupportの12桁数字のIDを確認して、パソコンのTeamViewで接続する
  2. 第二の方法として、スマホのTeamViewer Hostのログインアカウントと同じアカウントでパソコンのTeamViewにログインして接続する
上記テストの違いは、第一の方法は、スマホに表示される12桁の数字をパソコンに入力する必要があることです。まさにスポット的な利用の使い方です。
第二の方法は、アカウント管理なので、アカウントとパスワードだけで複数のデバイスを管理できます。複数台をリモートコントロールしたい場合は、こちらが極めて便利です。


以上から、基本は第二の方法(TeamViewer Host)による接続をテストすることにしました。
なお、第一の方法の結果も、第二の方法の結果と同様でした。


さて、テスト結果です。



SO-02G (DOCOMO) →◎

素晴らしい! ちゃんとスマホの画面をパソコンから操作できます。感動です。


SO-02F (DOCOMO) →◎

こちらもスマホの画面をパソコンから操作できます。


Nexus7 (2013)SIMフリー →△

ん? 画面は表示されるけど、コントロールは不可です。「このAndroidデバイスは画面の共有のみをサポートしています」と表示されます。パソコンでマウスを動かしてアイコンをクリックすると、スマホの画面に手袋マークが表示されますがクリックはされません。


priopri2 (FLEETEL) →△

これもNexus7と同様でした。画面は表示されるけどコントロールは不可です。残念。


SH-04E (DOCOMO) →×

接続できますが、画面の表示もされません。スクリーンショットをとることも、スマホ側で操作が必要。これはリモートコントロールとは言えない状況です。ガッカリ。




私がテストした機種で、ちゃんとリモートコントロールできたのは、SO-02GとSO-02F だけです。



Playストアには「QS Add-On:○○」という登録アプリが多数あるのですが、これは個別にインストールしないでくれ、QuickSupportが自動でインストールするといった記載があります。おそらくこのAdd-Onが対応しているかどうかで、リモートコントロールできるか、できないかが決まると思います。是非、Nexus7位は対応してほしいです。







2016年1月5日火曜日

gmail とカレンダー連携 「予定を作成」が使えない

Googleのgmailとカレンダーの連携

この連携を容易にしたい、という要望は多いと思います。

普段、
  1. ブラウザ上でgmailを開き、メールを確認
  2. メールでは、調整中だったスケジュールが確定されたと通知有り
  3. さっそくスケジュールに登録しようと、カレンダーを別タブで開く
  4. メールの内容をカレンダーにコピペで登録
上記のようなアクションを行うことは、毎日何回も行っています。


その際、上記の3や4の手順が面倒なので、gmailから直接カレンダーに登録できないのかを色々調べたところ、なんとgmailの標準機能にあることがわかりました。


それは、該当メールを表示した状態で、gmailの画面上部にある「その他」から「予定を作成」をクリックする方法です。

「予定を作成」をクリックすると、メールタイトルをスケジュールタイトルとしたカレンダー登録画面が起動します。自動化で不十分なところはすぐに編集できます。これは便利です。



しかし、私自身の環境では「予定を作成」表示されませんでした。 ※下記参照



テスト環境では、「予定を作成」機能は問題無く利用できるのですが、自分のPCでは何故か表示されないのです???


この問題、しばらくネットでも色々調べてみたのですが、解決策が見つかりませんでしたが、先日偶然にも問題原因を特定できました。


「予定を登録」が表示されないのは、Labsで「プレビュー パネル」を有効にして、表示を「垂直分割」又は「水平分割」にチェックを入れている場合でした。私は普段「垂直分割」にしてgmailは3パネルでの利用をしています。そして、このような利用方法の場合には、「予定を作成」が表示されないのです。

上記画面で、「分割なし」にすると表示されるのですが、「垂直分割」か「水平分割」とすると表示されません。この件、どこにも説明が無く、わかりにくい設定になっていると思います。

また、原因発見と問題再現はできましたが、やはり3画面でないとメール操作は面倒なため、根本的解決には至っておりません。早く解決してほしいものです。







2015年12月22日火曜日

Kickstarter hand-free mechanical wheelchair (ハンドフリー機構の車イス)

ハンズフリーの車イス?

久しぶりにKickstaterをエクスプローラしていると、人力によるハンズフリーの車イス(hand-free mechanical wheelchair)を発見。

https://www.kickstarter.com/projects/isik-innovation/likewalkchair-hand-free-mechanical-wheelchair/updates


しかし怪しい、というか自信のなさを直感する。CF成功打率がユルユルの私でも、そう感じる何かがある。下記のビデオをご覧になってください。その雰囲気が伝わると思います。






さらに、「With your support, we will finalize the prototype」って、CFでプロトタイプの完成をサポートして欲しいとは、ちょっと無謀でしょう。プロトタイプは完成していて、あと少しで製品化というところでないと、安心して出資できませんよ。



発想は面白いかもしれない、有用かもしれない。

しかし技術的な基本要素の試作段階が未完成では、CFの舞台に立つべきではないと思いますよ。



メカニズムのCGはYourtubeに動画がアップされています。が、完成度低すぎでしょ!




2015年12月9日水曜日

YahooBox(ストレージサービス) PC版アプリのサービス終了の通知

タスクバーの「YahooBox!」アイコンから、バルーン通知あり。なんと、PC版アプリ終了が終了するとのこと!


クラウドストレージの「YahooBox!」は、パソコンのデータバックアップ用のサービスとしてこれまで便利につかってきました。有料会員であれば自動的に付与される50GBの容量は、サービス開始時にはけっこう大容量でしたし、パソコンのバックグラウンドで稼働して複数のPCで自動同期するので、基本的なメンテナンス作業が不要なので便利でした。
それが、来年1月で使えなくなるって?



PCアプリの撤退スケジュールは、以下となっています。
http://info.box.yahoo.co.jp/notice/importance/2015111801.html

  • 2016年1月4日 サポート業務終了
  • 2016年1月31日 パソコン版アプリからの接続停止
    (ダウンロード以外の機能を終了いたします。以降はアップロードはできません)
    なお、パソコン版アプリでのダウンロード機能のみ、接続を延長いたします。
  • 2016年2月29日 パソコン版アプリでのダウンロード機能終了および接続停止
    (ダウンロード機能が終了し、アプリでの接続ができなくなります)

あくまでパソコン版のアプリからの撤退であり、YahooBox!自体のサービス終了ではないようです。

しかし、パソコンからファイルを自動同期(自動バックアップ)することが出来なくなります。WEBベースで手動同期をすることは将来的にもできるので、定期的なバックアップとしては稼働させることはできますが、最低でもスケジュール化による自動化でないと、結局バックアップし忘れの発生など、実用的ではないと思います。


いつもYahoo!ボックスをご利用いただきありがとうございます。
Yahoo! JAPANでは、より多くのお客様の課題解決ができるアプリに注力するため、選択と集中を行い、下記のアプリからの利用を停止することといたしました。
・Yahoo!ボックスアプリ Windows版
・Yahoo!ボックスアプリ Mac版 
しかし、「パソコン」は選択と集中の対象外となってしまったことに、時代の変化を直視する必要があると思いました。

2015年12月7日月曜日

自分用ドラレコ仕様検討 2015年12月

2015年も12月となりましたので、ドラレコ(自分用)の仕様をユルユルと考えてみました。


現状

現在、私の車には3台のドラレコが設置されています。
  1. GDR32(ガーミン) ※型落ちだと思われるが、まだアマゾンで購入可能
    フロント用メインドラレコ、常時録画+任意タイミングでの静止画撮影
  2. DR400G-HD(Pittasoft) ※これも型落ち
    フロント用サブドラレコ 常時録画のバックアップ
  3. DR400G-HD(Pittasoft)
    バック用ドラレコ 後方の常時録画
最初は、DR400G-HDを一台だけつけていましたが、この機種は任意タイミングの(いわゆる、エマージェンシーボタンがないので)静止画撮影や動画記録ができません。画質はフルHDで十分なのですが、「おっ、コレは!」と思ったタイミングで記録ができないと、その後に静止画や動画を探すのは現実的ではありません。

その点が満足できなかったので、エマージェンシーボタン(イベントボタン)による静止画撮影や動画撮影が可能なGDR32を近所のイエローハットで追加購入しました。

また、別の車に付けていたDR400G-HDが余ったので、後方カメラ用として移設して現在に至っています。


問題点

これらの取り付けは、既に4年以上前ですが、3台とも元気に現役です。時々発生する問題としては、以下があります。
  • GDR32で、MicroSDカードに問題が発生してフォーマットしますか?という表示が時々出ることです。だいたい電源を入れ直すとすぐに戻ります。
これまでの経験上、このエラーが出だしたらカードを交換するようにしています。まあ寿命でしょうか。。。だいたい1,2年に一回という感じです。


  • 車を前方から見ると2台のドラレコが見えるので、見た目が悪い、イカツイ感じがする

エアロも無い普通のミニバンですが、フロントガラス越しにドラレコ2台は見た目の印象が悪いので、1台に置き換えたいのです。


仕様検討

さて、2015年末のドラレコとして、今私が購入するならの仕様を検討します。フロントカメラとして1台だけを取り付けるという前提です。
  1. 高解像度
    フルHD以上の解像度
  2. GPS
    自動時刻合わせ、位置情報記録で再生時に地図上で地点確認ができる
  3. 常時録画・音声録音
  4. エマージェンシーボタン(イベントボタン)による任意タイミングでの記録(静止画、動画)
  5. マイクロSDカード 
    最低でも16GB以上(長時間)、汎用性で言えばSD以外選択肢無し
  6. 広角
    対角120度以上、ただし広角すぎるのもダメ(160度超過は要画像確認)
  7. HDR 
    逆光などに強い
  8. 汎用動画フォーマット 
    PCで見ることが容易であること
  9. 高すぎない価格
    価格4万円以下位でしょうか
  10. 加速度センサー
    基本3軸があると安心です
  11. WiFi機能
    スマホ連携はカードを取り出さなくてもよいので便利
  12. 液晶付き
    ただしスマホ連携が容易なら不要
  13. 動作保証温度が
    最低60度以上 できれば70度以上
  14. ファイルギャップ無し
    動画ファイルのつなぎ目に撮れていない時間がない) 最近のドラレコなら大丈夫なはず
  15. 運転支援機能
    車線逸脱や車間距離の警告、規制速度の読み取りなどだが、これは不要かも?
ちょっと考えただけですが、これだけの機能があれば良いですねー。あとはチェックリストでも作成しますか。。。

2015年12月1日火曜日

ドライブレコーダー検討 ツインカメラ機器 2015年12月

年に数回なので定期的といっていいほどドライブレコーダー選定のアドバイスを求められる。 今回の条件は以下。
  1. ワゴン車両(フロントガラスが垂直、12V)
  2. 前方と車内(運転席、後方座席)の同時録画 いわゆる2カメラ
  3. GPS(アプリ連携できる位置情報取得と、時刻の自動修正)
  4. HD画質以上(ツインカメラなのでメインカメラはHD以上、サブの車内はそれ以下でもOK)
  5. 汎用的な動画フォーマット(事後変更でもOK)
  6. 記録メディアは、SDカード系
  7. 車内の会話が明瞭に録音できるようなもの
結構、条件あります。

■ GDR 45DJ (ガーミン社)

「視野が広くなった大好評のGDR35D後継機モデル!」とのこと。 http://www.garmin.co.jp/products/GDR/gdr45dj/

条件チェック
  1. ○ シールマウント、12VOK
  2. △ 分離型2カメラ バックかめらを強引に車内に設置は出来る
  3. ○ GPS内蔵
  4. × 2カメラだと1カメラ当たり720p
  5. × 専用ソフト上での再生
  6. ○ MicroSDカード32GBまで
  7. ○ マイク性能は大丈夫でしょう
→以上から、×2つですので、不採択です。
以下は不採択決定ですが、メリット、デメリットです。
メリット
  1. 大手メーカで信頼性あり。故障時や初期対応に不安が少ない。
  2. どこでも入手可能。
  3. 視野角が132度と大きめ
  4. 車線ふらつきや、車間距離の警告機能有り
デメリット
  1. あいかわらずバックカメラが汎用ケーブルのため長く、車内撮影用に設置するのが面倒そう
  2. WiFi機能ナシ 画像確認、データ取り出しが面倒
  3. バックカメラを車内につけるとケーブルが長すぎ(余りすぎる)

■ DrivePro 520 (トランセンド) 32,800円(税込)

「車内側も記録できるデュアルレンズのドライブレコーダー」
http://jp.transcend-info.com/products/No-705

条件チェック
  1. ○ 吸盤ウント、12VOK
  2. ○ 一体型の2カメラ
  3. ○ GPS内蔵
  4. ○ フロントカメラはフルHD、リアカメラは1280p
  5. ○ MOV形式らしい
  6. ○ MicroSDカード32GBまで
  7. ○ マイク性能は大丈夫でしょう
→おお、全て○ですので、これで採用ですね。 メリット
  1. 大手メーカー
  2. フロントが130度のワイドアングル
  3. WiFi機能有り
デメリット
  1. SDカードが32GBまでしか対応していない
  2. 吸盤型マウントは好きではない
  3. 車線逸脱や車間距離警告などの機能がない